2016年3月29日火曜日

グリーンウッドワーク指導者養成講座、2016年度も実施します!

2016年度のグリーンウッドワーク指導者養成講座は、4月1日からの受付開始と同時にたくさんのお申し込みをいただきました。今後の受付はキャンセル待ちのお申し込みになります。ご了承ください。

グリーンウッドワークを学び、自分たちの地域で生かしたい。 そんな声に応えて昨年度から始まったグリーンウッドワーク指導者養成講座、好評につき今年度も開講します。18078244054_76ea1573d0_z (1)

身近な森から生の木を伐り出し、人力の道具で割ったり削ったりして、小物や家具を作るグリーンウッドワーク。全国の森林ボランティア団体や自然学校などから、「自分たちの活動にグリーンウッドワークを採り入れたい」という声をたくさんいただくようになりました。
そこで2015年度から始まった「グリーンウッドワーク指導者養成講座」。年間6回の講座を通じて、道具の使い方や手入れの仕方、森の見方や材料の選び方、作品の作り方などを総合的に学びます。
指導者養成といっても、参加条件はありません。グリーンウッドワークに興味があり、まわりの人にもっと広めたい!自分の仕事に採り入れたい!と思う方ならどなたでもご参加いただけます。
6回すべて受講しなければならない、というわけではありません。それぞれの講座を単独で受けていただくことも可能です。また、(1)から(6)までを順に受けなければいけないわけでもありません。ご都合の良い順番で、年度をまたいでの受講も可能です。6回すべてに出席した方には「修了証」を発行します。


▼主催
岐阜県立森林文化アカデミー
グリーンウッドワーク研究所

▼講師
久津輪 雅(岐阜県立森林文化アカデミー准教授)
加藤 慎輔(大同大学プロダクトデザイン専攻技術員)

▼スケジュール
5月15日(日)
(1)グリーンウッドワークの基本(小物を作りながら学ぶ)
6月26日(日)
(2)スプーンを作る
7月10日(日)
(3)刃物を研ぐ
9月11日(日)
(4)森を見る・材料を選ぶ
11月6日(日)
(5) 皿を作る

1月7日(土)〜9日(祝月)
2月4日(土)〜5日(日)
(6)椅子(ウィンザーチェア)を作る 前半・後半


▼開催時間
各講座10~17時予定 ※椅子づくりは若干の変動あり


下記リンク先に2015年度の簡単なレポートがあります。ご参照ください。
(6)椅子(ラダーバックチェア)を作る 前半・後半※2016年度の椅子とは形が異なります。

▼会場
岐阜県立森林文化アカデミー・森の工房
501-3714 岐阜県美濃市曽代88

▼費用
(1)〜(5) それぞれ3500円
(6)前半・後半あわせて40000円

▼テキスト
「はじめてのグリーンウッドワーク」
グリーンウッドワーク研究所編・800円
GWWtext

▼お問合せ
greenwoodworklab@gmail.comまでご連絡ください。

▼お申込み
下記必要事項を記入してgreenwoodworklab@gmail.comまでお申し込みください。
4月1日(金)から受付開始し先着順で決定いたします。
・受講希望講座 *一度に複数の講座にも申し込めます。
・ふりがな
・性別
・年齢
・郵便番号
・御住所
・お電話番号 *当日連絡が取れる携帯電話などをお書きください。
・メールアドレス
・メッセージ *講師へのご質問やご要望などがあればお書きください。
※3日たっても返信が無い場合は、メールが届いていない場合がございます。お手数ですが加藤(090-2682-8122)までお電話ください。

2016年3月17日木曜日

【アベマキ学校机プロジェクト】ついに最後の大仕事!アベマキ学校机が完成しました!

2月12日、新1年生になる現在年長さんへアベマキ机の贈呈式を行いました。


そして、3月16日、山之上小学校では、6年生が卒業に向けての準備をする日でした。この卒業準備の時間のなかで学校机の合板の天板を完成したアベマキの天板に取り換える作業を実施しました。



これに先立って、6年生は有志で机の天板をあらかじめ外しておいてくれました。当日の朝は、その天板が外され脚のみになったものがずらりと並んでいました。

この脚にアベマキの天板を取り付けていきます。



開始は、いつものように始まりの会をやってくれました。目標は、「新1年生に喜んでもらえるように、しっかり話を聞いて机を完成させよう!」です。



始まりの会が終わってから作業に入りますが、全員が一度に作業するには道具類が足りないので、3班に分かれて実施しました。1班のなかでも2~3人のチームをつくり同時に4~5チームが作業します。

しかし、ほとんどの子どもたちがインパクトドライバーやドリルドライバーを使うのが初めてなので、最初はとても苦戦しました。下穴が浅すぎてネジが入っていかなかったり、インパクトドライバーをうまく扱うことができずネジ穴をなめてしまうなど、不具合が続出!そもそも、子どもたちの力ではなかなか難しい作業だということも発覚しました。これについてはこちら側のミスです。そのため、あらかじめみていた1班ごとの時間を大幅にオーバーしてしまいます。



 それでも、最初の班の失敗を次の班で生かしながら進めることで、次第に順調に作業が進むようになりました。チーム内で協力しながら墨付けをして、ドリルドライバーで下穴をあけて、インパクトドライバーでねじを回して脚部を固定していきます。



 校長先生も子どもたちの作業を見守ります。担任の先生や市役所担当者など大人がサポートをしながら作業を進め、次第に増えていくアベマキ学校机。



中には、DIY女子のように工具をうまく使いこなす子たちも現れ、盛り上がりました。



 そして、時間は1時間ほどオーバーしてしまいましたが、32台の机が遂に完成しました。6年生のみんなも、学校の先生たちも、市役所の担当者も、そして私もアベマキの机がずらっと並んだ景色にはとても感動しました。

みんなそれぞれが苦労しながら取り付けたアベマキ天板。きっと新1年生は喜んでくれると思います。この6年生の中には、新1年生に妹弟がいる子もいて、4月になるのがとても楽しみです。新1年生は、お兄さんお姉さんが地元の木で作ってくれた机で6年間勉強をします。その過程でこの天板には様々なことが起こるでしょう。アベマキという木をつかっていることもあり少し割れが入ったり、そってしまったりすることもあるでしょう。それでもメンテナンスをしながら使い続けることでものを大事にしていく心も育まれると思います。

第15回 ぎふ建築・生活・芸術系学生・生徒 優秀作品展

 日本建築学会東海支部岐阜支所主催の「第15回 ぎふ建築・生活・芸術系学生・生徒 優秀作品展」に、森林文化アカデミーからは今年度の自力建設「斜面の小屋」を出展致しました。

森林文化アカデミー 斜面の小屋
 「第15回 ぎふ建築・生活・芸術系学生・生徒 優秀作品展」は、岐阜県内の専門学校、高校、大学などが参加しています。

会 場:じゅうろくてつめいギャラリー(岐阜市)
会 期:3/17(木)~3/22(火)、10:00~17:00(最終日は13:00まで)

尚、3/19(土)には合同講評会や講演会などが開催されます。

にて開催しております。御都合の宜しい方は是非、御覧下さい。



ポスター

会場の様子




2016年3月16日水曜日

魅力を伝え、里山を活かす

里山景観マイスター養成講座 2016年度募集開始!


近年、「一歩つっこんだ田舎体験」や「より深い自然の知識」を求める顧客層が登場し、それらに対応する新しいプログラム提供や、スタッフの人材育成が求められています。こうした活動は、従来の観光地や国立公園・世界遺産などの特別な自然環境に限らず、身近な自然や普通の田舎でも実施できます。

里山景観マイスター養成講座は、  里山の自然生態系、②里山の文化的背景、③伝えるスキル、④里山保全・活用の仕組みの4本柱を学びながら、里山景観の美しさや楽しさを伝えられる人、最終的には里山の現代的な活用法を提案し実践できる指導者(里山景観マイスター)を養成する講座です。


2016年度(平成28年度)も以下の2コースを開催します。

ベーシックコース
 田んぼの手入れと生物多様性の回復
 〜身近な自然にかかわる楽しさを伝える〜
 ★里山での粗朶生産、ハチの家製作など田んぼの周辺にも目を向けます


アドバンスコース
 柿渋畑と里山を復元する
 〜カキシブの新たな活用法と里山の獣害対策を学ぶ〜
 ★本年度は獣害対策の専門家もお呼びします!

 ※アドバンスコースはベーシックコース修了が条件ですが、ベーシックコース・アドバンスコース同時受講も可能です。

講座の日程、内容など詳細はチラシをご覧ください




申込み〆切 2016年5月20日(金)
申込み事項:①申込みコース、②お名前、③住所、④E-mail、⑤緊急連絡先(携帯等)、⑥性別・年齢(保険加入のため)、⑦参加の動機、⑧特記事項(健康上の配慮事項・アレルギー等)
※上記の個人情報は本事業のためのみに使用し他用しない等適切に管理します。
※便利なお申し込みフォームもご利用になれます。

受講料 各コース20,000 円(学生18,000円)4日分、保険料込み
    ※コース同時受講の場合 36,000円(学生 34,000円)

問合せ/申込み先:東海サポ人ネット「里山景観マイスター養成プロジェクト」担当(柳沢)
501-3714岐阜県美濃市曽代88 岐阜県立森林文化アカデミー
TEL 0575-35-3874 / FAX 0575-35-3888
E-mail: yakkun@forest.ac.jp

主催:岐阜県立森林文化アカデミー 森と木のオープンカレッジ
共催:東海サポ人ネット


    






2016年3月15日火曜日

雨ニモ宿題ニモ負ケズ みんな来た来た!“放課後ランド” 「もう終わっちゃうの〜?」


「子どもたちを真ん中においたまちづくり」を目指して
美濃市の文化・自然・人材を活かして子どもたちの放課後をもっと豊かにしたい!


昨年7月末、市内で子どもに関わる活動をしていたメンバーが集い、森林文化アカデミーを会場に4日間連続で開催し大好評だった放課後ランド。

イベントに終わることなく継続的な活動にしていくための実験をどんどんしていこう!と今度は、「もっと子どもが主体となるような関わり方に」そして「もっと子どもの生活圏に近い場所に」を目標に3月12日から4日間、今度は週末2日間と平日の放課後2日間やることに!?


場所は、街中の人たちがかつてよく遊んだ場所のひとつである小倉公園。裏には山があり、その山を下りると美濃市が誇る清流長良川が広がる格好の場所。


運営面も随分と変わりました。誰かに責任をなすりつけ合ったり、自分の責任になるのを避けるためにすべて「禁止」「中止」にしてきたことで、子どもたちの自由や本当の「遊ぶ」を奪い、人間としての成長を奪ってきてしまったことを反省し、「受付なし」「自己責任」のスタイルで実施しました。


とはいってももちろん安全管理には最大限注意はしています。でも「いい怪我」はたくさん子どもたちにしてもらいたいし、そこからたっぷりと身を守る方法を学んでいってもらいたいと思っています。

我々大人にとって、子どもとの関わり方がとにかく難しい。。子どもが本来持っている能力や遊びのタネが芽生えてぐんぐん延びていくのを「いかに邪魔しないで見守れるか」「いかに先回りせずに我慢できるか」「いかに失敗をさせてあげられるか」。これは大きな課題です。ついつい「これはこうした方がいいよ」とか「そうすると危ないよ」とか経験の多い大人は子どもたちがプロセスを楽しみながら成長して行く機会をつい奪ってしまいがちです。


さらには保護者がお子さんにいつもぴったりとくっついてしまったり、つい口出し手出しをしてしまったりする光景もよく見られます。子どもが自分で遊びを創り出したり、遊びの中で決定権をもっていられるよう、そしていつしか子どもの「群れ」ができたり、ひとりで何かの世界に没頭していたり、そんな光景が放課後の時間に展開したらいいなぁと思っています。


 そんな放課後ランドが3月12日の土曜日からスタート。週末は1日200名以上の人が遊びに来てくれました。久しぶりに子どもたちの笑い声でにぎやかになった小倉公園。なんだか嬉しそう!青空の下でドラムたたいたり、サックスとジャムったり、弓矢をつくったり、数珠玉でネックレスつくったり、肥後守(ナイフ)で木を削ったり、竹馬つくったり、ロディーと遊びながらヨガしたり、はたまたペンキ塗ったり、工作したり、段ボールと遊んだり。。。もちろん大人が用意したきっかけの遊びやプログラムを楽しみつつ、子どもたちは少〜しずつ自分たちなりの遊びを生み出し、遊び始めていました。


何やら最近、美濃市はオモシロいことやってるらしい」ということを聴きつけた名古屋の建築士会のグループや、岐阜市の市議会議員さんも視察に来られたり、地域活性化センターの皆さんもはるばる東京から見に来てくれたり。。

昔この山や川で遊んだおじいちゃんおばあちゃんたちが、お孫さん連れて遊びに来てくれて、昔どんな遊びをしたか話してくれる機会もありました。

それはそれは嬉しい週末でした。


そんなたのしいイベント的な週末を終え、いよいよ放課後ランドの名前のとおり「放課後」に初開催することとなった昨日。天気は雨。。。。「来るかな〜…」と心配しながらも集まったメンバーが準備をしていると…


「ただいま〜」っと 子どもたちが走ってくるではありませんか。



 「昨日の続きやる!」と削りかけのスプーンをポケットから出して削りに来た女の子たちや、「うまくうてるようになったよ〜」と週末に作った弓矢を持参して遊びにくる子、何かつくりながら、テーブル囲んで井戸端会議のように学校であったこと、最近気になることをだべったり。。。「まだ宿題やってないや〜」とかいいながら遊んでたり、広場では子どもたちが走り回り、まだ涼しいのに滝の水で遊ぶ子まで。。雨にも関わらず20名以上の子どもたちとお母さんたちが遊びに来てくれ、スタッフも終了時間を忘れるくらい楽しい放課後となりました。


夕暮れ時に公園や山で子どもたちのはしゃぐ声が響き渡ってました・・・懐かしい。。
これ、昔はあたりまえの光景でしたよね。。でも今はほとんど亡くなってしまいました。

これが復活するといいなぁ としみじみ感じました。

「もう終わっちゃうんだよね〜?」と女の子


いやいやなんとか続けて行きたいと思っています。
これからが大人の出番です。

美濃市のみなさんと一緒にがんばっていけたらと思います。
市民のみなさんも、どんどんつながって、ステキな放課後つくりませんか?

そんな放課後ランド。今年度は今日が最後。
15:30から17:00まで。小倉公園に遊びにおいで!



自然体験活動指導者
インタープリター養成コース
萩原ナバ裕作

2016年3月13日日曜日

「遊び」と「遊ぶ」は違います!? プレイワーカー研修会 

3月10日と11日の2日間、放課後ランド実行委員会&みのプレーパーク&森林文化アカデミーの3者コラボ研修会「プレイワーカー研修」が行われました。


 当日は、美濃市の放課後ランド実行委員会メンバーが半分と、その他県内外からのメンバーが半分の総勢20名以上の方が受講してくださいました。中には栃木県や山梨県からはるばる来て下さった方もいらっしゃいました。平日&多忙な年度末開催というのにこれほどの方々が来てくれたことをありがたく感じるとともに、現代「子どもの遊びの環境づくり」に関心が高まっていることを改めて感じました。






















講師は,TOKYO PLAY代表の「めだか」こと嶋村仁志さん。

デッキの間に落ちたふせんをチームで協力しながらとることで体感的に「楽しさ」「遊ぶって?」を感じてウォーミングアップしたあと、まずは子どもたちをとりまく環境を知ることから始まりました。

子ども(0歳から14歳)と大人の人数の割合が1920年代は、1:1.4(子ども1人に大人1.4人)に対して、平成23年では、1:6.26に! つまり子ども1人を6人以上の大人が監視(見ている)のです。。。となると干渉過多になるのは当然ですよね。。。これでは自由に遊んだり、失敗したりできないんです。。

さらに「遊び」と「遊ぶ」の違いや、「遊ばないと起きてくる様々な弊害について」や
「管理責任やトラブルに敏感な時代になってしまったこと」など現代の子どもたちをとりまく社会問題について学びました。


「ブランコの立ちこぎは2年生から」とか「ジャングルジムは2段目まで」なんていう
ルールが実際にあることを聞いてみんなビックリ!
子どもが大人の犠牲になってしまってるんですね。。。

ではそんな社会の中で、子どもたちの「遊び場」を創っていくうえでどんなことが大切か
を学びました。関わり方、安全管理、親とのコミュニケーションなどについてレクチャーを受けたあと、受講生が現場ですでに現場で抱えている課題についての質問に答えていく形で研修会は臨機応変に形を変えながら進みました。


さらには、2日目の午前中にさしかかった頃に、翌土曜日からはじまる「放課後ランドは大丈夫なのか?」なんていう不安もメンバーの中から挙がり会場は一時混沌とした状態に!!!でもそこからの勢いがスゴかったです。

今思うと、これが本当の学びのプロセスだったんでしょうね。。。
与えられた課題やプログラムを受けたり、きれいにまとまりすぎるくらいまとまったり、学んだ気になったりするような研修会と違い、実際に迫る、自分たちに確実にふりかかってくる問題に対してどう対応していったらよいか、今何が出来るか、何を知りたいかを自ら気づいたり、講師から学んだり。。。


こうして受講生の「今ここ」の状態を見ながら臨機応変に対応して学びにつなげてくださったのも、普段子どもたちの「今ここ」を日々見続けて対応し続けている嶋村さんだからことできる研修会でした。

美濃市で継続していきたい「放課後ランド」の空間でも、こどもの「遊ぶ」を壊さないよう、邪魔しないようにしていきたいものです。

多すぎる大人のひとりとしていろいろ考えさせられる2日間でした。

講師の嶋村仁志さん、受講生のみなさんありがとうございました。
美濃市放課後ランドがんばりまーす!


自然体験活動指導者インタープリター養成コース
なんちゃって先生
萩原ナバ裕作





2016年3月11日金曜日

木製ワイヤレススピーカー 「MokCube Speaker」はいかがですか?



ものづくり講座の1年生最後の締めの授業「商品化」。今年の1年生の斎藤さんは、木のワイヤレススピーカー「MokCube Speaker」を制作しました。

 BluetoothでPCやスマホとワイヤレスでつなげば、好きな音楽が気軽に木のスピーカーで楽しむことができます。手のひらサイズですが、とても大きな音を出すことができます。

・アウトドアでスマホより大きな音で楽しみたいとき
・部屋で音楽を楽しみたいけど大きな音を出せず手元で聞きたいとき
・お店をお持ちの方は、PCの音楽をBGMで店内に流したいとき
・子どもと音楽を楽しみたいけど、スマホだと電磁波が気になるとき
などさまざまなシーンで活躍します!


使用する材料は、豊富な資源量のわりに最近は人気がないケヤキ。このケヤキをもっと身近に感じていてほしい、といいう学生の思いもギュッと詰まっています。



このMokCube Speakerをモニター販売いたします。

価格は3500円、10個のみの限定販売です!



場所は、昨年夏に美濃市にオープンしたマーマーマガジンの素敵なショップ「エムエム・ブックスみの」です。




オーナーの服部さんのご厚意で、この素敵なショップで販売させていただけることになりました。

販売日は3月19日、20日の土日です。

ぜひ、当日足を運び、スピーカーを手に取っていただけると幸いです。

■エムエム・ブックス みの
住所 岐阜県美濃市俵町2118-19
電話 0575-46-7091
10~17時


2016年3月7日月曜日

新しい旅立ちに「幸あれ」

第14期生卒業、巣立ち羽ばたく


 本日、3月7日(月)、岐阜県立森林文化アカデミー第14期生が卒業式を迎えました。

 涌井史郎学長が卒業生に将来への期待と暖かい言葉を掛けられ、学生たちもあっという間の
2年間を振り返る時間を過ごしました。

 高等学校を卒業して入学したエンジニア科の学生、そして大学を卒業あるいは社会人経験後に
入学したクリエーター科学生、それぞれが岐阜県内はもちろん、全国各地に旅立ちました。


 学生の模範となった学生、優れた課題研究発表をした学生は、涌井学長から学長賞、学長奨励
賞を受けました。

 前原さん、幾島さん、花村さんの3人が学生を代表して表彰されました。

 他にも建築関連の賞を、上野さんと稲田さんも受賞していました。


  林業の飯嶋さんと松葉さんも、営林局の発表会で賞を受賞しており、本日、学長が代理で
本人に手渡されました。


 在校生を代表して、エンジニア科の清水さんが、卒業生への「送辞」を読み上げました。

 「ゼロ災で行こう、よし!」と受ける予定でしたが、不発に終わってしまいました。


 続いて、卒業生を代表して、クリエーター科の岸田さんが「答辞」を読み上げました。

 答辞の途中、変わり者の教員へのエール、レッドデータブックに搭載されそうな学長のお好きな
レッドキャップのコーラの話。 面白くもあり、感慨深げな内容でした。


 続いて、記念撮影。

 最初はエンジニア科です。 最前列中央に涌井学長、その両脇に石川客員教授と桂川副学長、
そしてエンジニア科学生と教員です。

 

 続いて、クリエーター科の記念撮影。

 こちらは、どこから学生でどこから教員かまったく分からないですが、約半分は卒業生です。


 林業再生講座は涌井学長さんと桂川副学長さんにも一緒に入って頂いて、記念撮影しました。

 大人気の学長の両脇は、黒木さんと下西さんがしっかりキープしていました。


 IPコースの幾島さん、野枝ちゃんの記念撮影。

 なぁっ、なんと、卒業する野枝ちゃんよりもハイテンションな、Navaさん・・・・予想通り。
ちなみに野枝ちゃんのお母さんも東京から駆けつけて下さいました。 学長も嬉しそう。


 またまた、学長、大人気!

 今度はものづくりの岸田さん、まほちゃんも野枝ちゃんに加わって記念撮影。


 謝恩会では、生徒会長の前原さんの司会で、覚悟を決めた飯嶋さんと室谷さんが、涌井学長に

自分たちで育てたスイセンの花と記念の一升マスを手渡しました。

 なんと、覚悟が足りない飯嶋さんから「学長、是非、私に向けて『覚悟』と書いて下さい」と言い始
めましたが、学長は快くスギ板に書いて下さいました。


 学長の筆運びは見事!

 練習もなくすらすらと筆を走らせ、完成後は記念撮影! 飯嶋さん、心なし緊張気味です。

 これで長野県で心おきなく覚悟を決めて生活できます。


 さてさて、謝恩会ではミニコンとのような寸劇?  も登場!

 これは本日欠席した松井先生の顔写真面をかぶった久津輪先生と和田先生、なんてお茶目な
先生なの?  ものづくり講座、面白過ぎでしょう。


 ここで突然、学長から3年間、アカデミー業務に奔走された桂川副学長へのお礼の言葉と花の
贈呈が・・・・・!

 学生も教員も、シナリオにない学長の粋な計らいに拍手!


 さて、謝恩会も終了して私たちは最後の記念撮影をしました。

 ところで、ここに教員は何人いるでしょうか? ちなみに「覚悟」の書を持った飯嶋さんだけは
確実に学生です。

 本日卒業された学生さん、そして先輩方を送り出した在校生の皆さん。

 それぞれに新しい年度に向けて自分の目標を持ち、その目標に近づけるよう明日から第一歩
を踏み出しましょう。

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。