2015年10月8日木曜日

樹木学実習2回目はドイツからの研修生も参加

 クリエーター科林業2年生の『樹木学指導実習』と1年生の『樹木学実習』に2回目を、高山市清見町の落葉広葉樹林で行いました。今回は、この2日前から来日していますドイツのロッテンブルク大学の学生さんも参加です。


 今回もテーマは、落葉広葉樹の同定(成木・若木・実生稚樹)やその生態的特性、用途です。前回の荘川を思い出しながら、前回に出現した樹種は図鑑を使わずとも同定でき、初めての樹種は図鑑を使って 同定できることを期待しました。


 前回は難しかったミズキの実生も、今回は何とかわかったようです。

 実生稚樹の同定は、天然更新を見るのに不可欠な能力です。その稚樹がどんな場所に生えているかを知ることは、天然更新を成功させる上で、大いに役に立ちます。
 

 ロッテンブルク大の研修生には、学名で説明しました。おかげで、こちらの学生も学名を意識することができたようです。特に属名を知ることの意義がわかってようでした。思わぬ海外からの研修生効果でした。