2015年6月4日木曜日

ホトトギスとオオルリが鳴く森林を測量する

 前方善し、据え付けよし、精度良し!


 エンジニア科1年生の「測量」、本日はJIRIの指導で演習林の小班(約 1.1ha)の周囲測量です。

 但し、学生は地形図、林小班図を読み取り、国有林との境界や別の小班との境を見極め
なければならない試練が待ち受けています。


 小班の境は中斜面にあったり、尾根にあったり、谷にあったり、それを念入りに地図で判読
しながら、測量をしていきます。

 野帳マンは記録はもとより、そのデータに間違いがないかの確認、簡単な図化をすること
も課題設定されています。


 場所によっては、歩道沿いが小班界になっており、ここでは簡単に見通すことができました。

 牛方式ポケットコンパスで、測量用赤白ポールの 1.2mほどを狙って方位、高低角を読み取り
巻き尺のテープ(間縄)を引いて、距離測定。

さて、5グループによるコンパス測量、精度はどうなることやら判りませんが、明日はレーザー
によるデジタルコンパスを用いた測量です。

 明日も天気になりますように、以上報告JIRIこと川尻秀樹でした。