2015年4月16日木曜日

薪をくべ、炎をあやつり、煙を見極める

演習林のヒノキで炭焼きに挑戦!!


 エンジニア科2年生の実習で、演習林のヒノキ残材を薪にし、炭焼きに挑戦しました。

 昨日までに林内作業車で残材を運搬し、チェンソーで造材し、薪割り機と手斧で薪にする。


 「木元、竹裏」の言葉を説明し、手斧で丸太を薪にする時のコツを伝授。

 また手斧でも伐斧と割斧の違いも勉強。 早速、各々が薪割りに挑戦!!

  窯に薪を詰め、入り口を耐火レンガと赤土で塞ぎ、火入れをする。 火入れをする前に、
全員で炭窯の神に感謝の柏手を打つ!

 火入れの主任は、花村さん。子どもの頃から野外活動に親しんできたため、学生の中では
火の扱いに馴れています。

 写真中央の場所で薪を燃やし、その奥の部屋にある薪の炭化を誘います。


 炎が大きくなってきたら、定時に煙道の煙温度を測定。 火入れの初期は13度、それが一時間後
に14.4度、三時間後に22度程度と徐々に温度が上がります。
 あとはグラフをつけながら、80度付近まで管理、さぁ、これから3日ほど当番制で火の管理です。

できあがる素晴らし桧木炭を夢見て、窯の炭化を進めましょう。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。