2015年1月9日金曜日

鳥類のセンサス調査




突然ですが教室が異様な雰囲気に包まれています。これは本野生動物に関する授業の一環で、鳥類のセンサス調査に出かける前に、双眼鏡の正しい使い方を学んでいるところです。怪しいパフォーマンスではありませんので念のため。

実習ではまずルートを決めて歩きながら出現した鳥を記録するセンサス調査を行います。それぞれの環境ごとに出現する鳥の種類が違うことを実感できたはずです。


実習では近所の山の山頂で定点観測も行い、短い時間でしたがセンサス調査と合わせて23種類の鳥を記録することができました。飛行中の猛禽類のノスリや、シジュウカラがアカマツの種子を引き出して食べている様子なども観察できました。

自然環境と野生動物の関係を押さえることはすべての基本です。この実習は入り口にしかすぎませんが、これをきっかけに普段から身近な野生動物である鳥に目を向けてもらいたいものです。

学生はまずはレポートをしっかり作って締め切りまでに提出するように!