2013年4月26日金曜日

岐阜県の政策の一端を覗く 「森林公共政策」 の授業

 岐阜県の政策の一端を覗くため、今年度から開始する 「森林公共政策」



 この「森林公共政策」は岐阜県林政部の各課、各係だけでなく、森林文化アカデミーに関係の
ありそうな伝統工芸や観光、山村定住に関する県庁部署、林業・木材産業の試験研究機関の
方々にお話しを頂くものです。


 今回は自然環境保全課の木澤自然環境対策監から、自然環境保全課でどのような仕事をし
ているのか。

 ①清流の国ぎふづくり県民運動の推進
 ②自然環境の保全
 ③野生生物の保護、  特に今回は②と③について、自然公園や生物多様性を含めてお話し頂きました。


 続いて、岐阜県森林研究所からは古川部長研究員から、試験場の組織から始まり、行政や県民
のニーズを調査研究、試験研究し、その成果品をどのように普及しているのかをお聞きしました。

 岐阜県ではここ10年ほど、伐採した木材を利用する分野の研究が手薄であったため、最近は
木材乾燥を中心に研究をすすめている事例紹介。





 
















 山での木材生産をより「効率的に実施すすための集材方法の検討など、幅広い研究内容につ
いてお話し頂きました。





 こうした岐阜県行政の多分野を知ることが、今後の活動に少しでも役立てられるようにと、願って
います。
 今回の講師を務められました木澤さま、古川さま、お忙しい中、有り難う御座いました。

 以上、報告JIRIこと川尻秀樹でした。