2012年2月22日水曜日

「課題研究公表会」in森林文化アカデミー 2日目

昨日に引き続き、森林文化アカデミー内「森の情報センター」にて「課題研究公表会」が開催されています。

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本日は午前中がエンジニア科の公表会で、昨日のエンジニア科・木のコース、森のコースに続き、環境のコースの発表が行われています。

それでは、ほんの一部ですが、公表会の様子を紹介します。


環境のコースの熊野さんは「森のようちえん活動を広めていくための危険生物学習キットの製作」というタイトルの課題研究に取り組まれました。

アカデミーでは森林空間を利用した幼児のための自然体験活動「森のようちえん」を地域の子育てサークルと共同で実施中です。全国でも近年急速に広まっている中、安全管理の技術向上が指導者の間で求められています。そこで、熊野さんは「封入標本」という手法を使用し、指導者のための「野外における危険生物学習キット(昆虫を中心とした)」を作成されました。
開場には実際に「危険物学習キット」が展示され、発表後の休憩時間には多くの教員や学生が手にとって確認し、質問も多く出されていました。

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蛇やムカデ、大スズメバチなど。
実物では、触れない(触りたくない)ものも「封入標本」ならば、手にとってじっくり観察できますね。
それにしてもスズメバチは標本でも怖かった。。。


このように、発表を聞くだけでなく、実際に発表者に直接質問ができたり、展示物があったり。


午後からは、クリエーター科の公表会が行われます。
「環境教育・インタープリテーション研究会」に属する学生4名と「ものづくり研究会」に属する学生1名による発表です。

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今年は一般の方にも公開されていますので、ぜひ足をお運びください。