2011年9月10日土曜日

「水のわなげ」できました

��月の最終土曜日に岐阜県美術館にて年長から小学3年生までの子どもと親等を対象に生涯学習講座が開催されました。
その名も「親子木育ワークショップ 木のおもちゃづくり『水のわなげ』」です。

今回の「木のおもちゃづくり」のテーマは
「木について学びながら、オリジナルの輪投げをつくり、水の上で浮かべて遊ぼう」です。

目標は4つ
 1、いろいろな色・匂いの木があることを体験する。
 2、木の重さを体験的に学ぶ。
 3、木の手入れ法を体験的に学ぶ。
 4、サンドペーパー・のこぎり等を安全に使うことができる。

そして、なんといっても「つくることを楽しむ!つくったもので楽しむ!」ことも大切です。

最初は「木の話」

このはっぱはどのきのはっぱ?どんなきかな?
どんなにおいがする?
さわってみたら、どんなかんじがする?
きのふとさはどのくらい?
きのおもさはどのくらい?

子どもも大人も考え、体感します。

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木について少し分かったところで「道具の話」

今回使用する道具はのこぎりです。
のこぎり初挑戦の子も。真剣な眼差しです。
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疲れたところで「えほんタイム」

アカデミーものづくり講座の学生による絵本の読み聞かせです。
こちらも真剣な眼差しで聞き(見)入っています。
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さあ、「わなげ」をつくります。
まずは「島」となる土台と、土台につく「棒」のおはなしを考えます。
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どんな「わなげ」にしようか、絵本を見たり、親子で話し合ったりしておはなしを考え
「島」と「棒」の設計図を描きます。
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小学校2・3年生は糸のこ盤も使いました。
アカデミー学生に使い方を教えてもらい、「島」を糸のこ盤で切っていきます。
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次に「島」をサンドペーパーでみがきます。ザラザラなところをつるつるにします。
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「わなげ」ですから「わ」も必要。
好きな大きさにチューブを切り、つなげて「わ」にします。
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そして、「島」と「棒」にアクリル絵の具で色をぬります。
完成に近づいてきました。
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色ぬりが終ると、ドライバーを使い「島」と「棒」を組み立てます。
すると・・・。
参加者それぞれにすてきなおはなしとともに「島」と「棒」ができあがり
個性豊かなオリジナル「水のわなげ」の完成です!
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最後は水に浮かべて「水のわなげ」の「発表会」。みんなで遊びました。
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参加したみなさんからは、
「親子で一つのものをつくる機会がなかなか無いので、よかったです。またつくりたいです。」
「家庭ではやれそうで・・・なかなかできない体験ができました。本物ののこぎりで木を切ることができました。」
などの感想を聞くことができました。

「木のおもちゃづくり」のテーマに沿って目標も達成していただく事ができました。
楽しんで「木(樹)」に触れ、学び、体験していただけた「木のおもちゃづくり」でした。